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- 2016.01.04 Monday
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柚冬庵では毎年8月末にはこうじ作りをします。
毎年ながら緊張します。
なんたってこうじ菌はデリケートなお方でして。
天候にも気を使います。
朝8時から昨日洗って準備してある麦と米を
せいろで蒸します。
久しぶりに西岡さんが工場に来てくれにぎやかでした。
そして何より頼りになるので心強いです。
昔ながらのとうもろこしで木頭ではきびと呼んでいます。
お店で売られているスイートコーンのような甘さはないです。
でも素朴な甘さがあって毎年都ばあちゃんは作っています。
よく実ったきびを乾燥して、実をもいで小さく砕いたり、
粉にして使っています。
米と一緒に炊いてきびごはん。
粉に挽いたものはだんごの粉と混ぜて
きびだんごをつくったりします。
くずや余った物は家のにわとりのえさにもなります。
木頭柚子かきまぜセットに入っているきび入り米は
このきびが入っています。
きびごはんは噛み応えもあって懐かしい味がしますよ。
しょいのみに使う大豆を下ごしらえします。
大豆をなべで炒って竹かごに入れ石でこすって皮をはぎます。
手作業でする根気のいる仕事です。
皮が飛び散るので外にござを敷き座り込んでの作業に
マキちゃんが
「なんやら、ばあさんになったみたいじゃ」
と一緒にしているえっちゃんとひろこちゃんに同意を
もとめていたので、すかざす
「3人ともばあちゃんで〜。孫さん何人おるん?」
と私。
みんなでワハハ…柚冬庵ではいつも笑いが絶えません。
今日精米に使ったこの精米機。一度に30キロ精米します。
農家では米は30キロ袋にいれて保管するのでこの大きさが
便利です。
購入年月が書かれています。
我が家の機械類はだいたい買った日が記入されています。
誠じいちゃんの仕事。
1986、11、22、です。
ってことは今から23年前に買った機械です。
ヤンマー製のこの機械。
毎月一回は使っています。
大切に使わせてもらうからこれからも頑張ってくださいね。
8月の末は毎年みそに使うこうじ作りをします。
ベテランの千代恵さんがおばあちゃんの介護で
ここのところなかなか工場に出れないんですが
こうじ作りには来てくれます。よかった。
今日はこうじに使う米を精米しました。
自分の家の米を使ったみそはやっぱり安心です。
安心なみそを原料にしたゆずみそ柚寿里愛も
安心な商品ですよね。
今朝農協に用事があって寄りました。
生産物の出荷作業が行われています。
出荷物は甘長とうがらし、
青柚子でした。。
農協の担当者の厳しい目で1箱づつ検品され
関西、関東の市場に送られます。
柚冬庵の木頭ゆずかきまぜセットの具を炊く
しょう油は、福寿醤油さんのしょう油です。
いろいろ種類はありますが
これは本醸造しょう油です。
無添加・無着色の天然醸造で原材料に
余分な物が一切入っていません。
このおいしいしょう油を作っている
福寿さんはどんなしょう油屋さんなのか
行ってみたいです。